tot-PENの日記

卒業募集人のメモブログです🙇‍♂️🙇‍♂️

養老保険50%損金④〜3つの経理処理

養老保険50%損金、、

 

かつ、逆ハーフ、、

 

逆ハーフには

主に3つの経理処理がありますね

 

①つめが、役員貸付金タイプ

支払保険料50/現預金 100

役員貸付金50

 

法人が支払う保険料の50%は

実質個人負担となるため、貸付金扱いになります

ネックになるのが、対銀行。

役員貸付金は不良債権的に扱われるため

融資には悪影響、、

また、認定利息の処理も必要になります。

(1%程度が多いようです)

 

②つめが、役員借入金精算タイプ

支払保険料50/現預金 100

役員借入金50

 

このタイプは、すでに、

役員から法人に債権(貸付金)が存在し、

その債権と個人負担分を相殺するタイプ。

役員借入金は、

役員個人からすると債権で

ほっておくと相続財産になりえ、

相続対策に不利にはたらきます。

逆ハーフをやることで、個人負担はでますが

貸してたお金で相殺すればという考えですね

 

不動産法人など

個人のお金を会社にいれてるような法人では

よく見受けられますね

 

③つめが、役員報酬タイプ

支払保険料50/現預金 100

役員報酬50

※源泉税等除く

 

支払保険料の50%は役員報酬になっています。

全体的に、支払保険料の100%が損金になっており

100%損金です!なんて

響かせて売ってる方多いですが、、

 

役員報酬にも損金ルールがありますし

現金の受け取りのない報酬になり

税金はとられる、、

金額によっては高い所得税率になる、、

などなど、懸念点が多すぎて

このタイプを見かけることはほとんどありません、、

金額が少額で所得税率が低ければ

まだありかなと思いますが

この手のタイプは

所得税率がすでに高い方が多く

なかなか見かけません、、

 

逆ハーフには

主に3つの経理処理があり

法人と役員で債権債務があるかどうかにも

よりますので

どの形がよりいいか検討が必要ですね