名義変更プラン④〜支払調書問題
名義変更プラン、、
今でこそ
個人で買い取ったあと
個人で1年分保険料を支払って
解約をすると
一時所得の申告が当たり前にいわれていますが
名義変更プランが
走り始めた時期
マスミューチュアル(現ニッセイウェルス)や
マニュライフが
マーケットリーダーだった頃は
解約しても支払調書が出ないからと
一時所得の無申告が
当たり前のように行われてましたね、、
そんなこともあり
保険会社にも検査も入り、、
解約しても支払調書が
必ず出るようになりました。
平成30年ですね
現在は、ある保険会社では
50万.90万の返戻金でも
支払調書ががっつり出ます
解約や減額(一部解約)をする場合には
支払調書出る問題の確認が
各保険会社で必要ですね🙆♂️🙆♂️
名義変更プラン③~出口戦略
名義変更プラン、、
これから出口相談が
間違いなく増えると思います。
個人で買い取った場合の
出口戦略についてまとめときましょう
①全解約
②一部解約(減額)
③払い済み
④契約者貸付
①はそのままですね。
詳細は省きますが、一時所得を申告して終了ですね
②は、解約返戻金を一部引き出します。
買取金額や個人負担の保険料までは、
個人負担の回収なため課税がないため
この金額まで引き出しする方は多いですね。
または、毎年、所得税等を考慮しながら
毎年少しずつ引き出しする方も多いです。
ただ、この場合は、
次年度の保険料がこないよう
あらかじめ③の払い済みをしたうえで
やられる方が多いですね
③の払い済みはとりあえずという方が多いです
解約の予定がない、いますぐ資金は必要ない
という方がよく取られるパターンですね。
解約需要が出ましたら解約するという感じです
④は、解約返戻金の70-90%の範囲内で
契約者貸付を受けるパターンです。
借入なのでいったん課税はないですが
利息が積み上がり、
いずれオーバーローン失効消滅しますね。
借入枠以外の10-30%については
オーバーローン失効による回収不能を考慮すると、
借入範囲が90%の枠でないと
使われるケースはないですね。。
以上、ざっくりではありますが、
代表的な出口戦略はおさえておきたいですね
さらなる応用偏はまた別記事でお伝えします👍
名義変更プラン②~様々なタイプ
名義変更プラン😆
だいぶ商品数は
限られてきましたが
タイプとしては
こんな感じでした。
○3年名変タイプA
3年目CV 18%あたり
4年目CV 90-100%あたり
名義変更プランの先駆者である
旧マスミューチュアル(現ニッセイウェルス)が
こんなんでしたね
支払保険料は50%損金の時代でした🙆♂️
○3年名変タイプB
3年目CV 7%あたり
4年目CV 79-80%あたり
FWDがこんなんでしたね
支払保険料が40%損金なのがミソでした😆
○4年名変タイプA
4年CV率 16-18%あたり
5年CV率 91-95%あたり
マニュライフやひまわりがこんな感じですね
支払保険料は昔は50%損金でしたが
バレンタイン改正後14%あたりの損金率になりました。
○4年名変タイプB
4年CV率 16-18%あたり
5年CV率 91-98%あたり
明治安田さんがこんな感じですね
支払保険料は昔は50%損金でしたが
バレンタイン改正後12 %あたりの損金率になりました。
いまも販売されてるのがミソですね😛😛
○4年名変タイプC
4年CV率 0%
5年CV率 95-98%あたり
大同さんがこんな感じですね
TKC会計系の税理士さんが
いまも販売できる商品
支払保険料は、介護終身のため
資産計上でやられる方もいれば
第3分野の処理を使って、0.1%くらいの損金率で
処理される方もいますね。
○5年名変タイプ
5年CV率 4%あたり
5年CV率 84-85%あたり
NNがこんな感じですね
NNは特約で逓増を作る変わった仕組みですが
特約部分を40%損金にできたのがミソですね💕
ざっくりですが
こういうタイプがありました。
また、最近こんなタイプがあります
○2年名変タイプ
2年CV率 16%あたり
10年CV率 125%あたり
資産運用型保険のため、支払保険料は資産計上。
定期でも第3分野でもないため
バレンタイン改正後非常に増えてるタイプですね。
出口戦略は別記事にしますが、
ますばタイプをまとめておきました。
名義変更プラン①〜基本のき
名義変更プラン、、
マニュライフの行政処分の
きっかけになりました
始まったのは
2000年中盤あたり
マスミューチュアル、
現ニッセイウェルスでした、、
なぜか、ここは取り締まりがないですが、、
マスミューチュアルの商品は
次のようなイメージでした
・保険料50%損金
・3年目の返戻率が18%付近
・4年目の返戻率が91%-100%付近
ひとまず、法人で保険料を支払い
50%損金の税効果を得る
3年目に個人へ名義変更をし、
雑損失を出し、税効果を得る
4年目に個人で1回支払うと
返戻率がたちあがるため、
・解約
・払済
・払済からの減額(一部解約)
・契約者貸付
などの出口戦略を選択します。
当初は、解約しても支払調書が出なかったため
個人で解約しても無申告が多く
平成30年以降、支払調書義務化になりました。
いまは、契約者貸付で90%を借入でだして
あとは放置するか
毎年、丁寧に、一部解約を行い
毎年の所得税を調整するパターンが
よく選ばれてますね。
出口戦略によって
税額などが変わってくるため
かなり慎重にやらなきゃいけないですね
養老保険50%損金⑨〜変額養老・商品選び
養老保険50%損金、、
変額養老については
・アクサユニットリンク
・ソニー変額有期
・メット変額有期
・マニュ変額有期
・東海変額有期
などが選ばれてますね
コミッションからすると
アクサやメットが選ばれやすいですの
変額なため
どの会社が有利というのはないため
運用先を
運用レポートでよくみて決めないといけないですね。
個人的には、圧倒的に手数料が低い
ソニーかなと思います。
同じ利回りでも
返戻率がかなり高い。
ただ、コミッションが低すぎるため
保険営業にはちょっと不人気すぎます、、
運用的には
マニュライフが意外と面白いですね
利用する側としては
ボッたくり手数料を選ばないよう
ソニーの存在は知っておいた方がいいですね。
養老保険50%損金⑧~米ドル養老・商品選び
今回は、
養老保険50%損金の中で
米ドル養老の事例です
米ドル養老に付いては
⚫メットの養老保険
⚫ジブラルタの養老保険
あたりがよく見かけますね🙂
返戻率重視ならメット
コミッション重視ならジブラルタ
という位置関係が目立ちますww
売る側としては
契約者には不利だが
やっぱり自分の実入りを考えてしまいますねw
性別年齢で当然違いますが
5年等で払い済みをすると
10年満期時の返戻率が
110%→117%など、返戻率があがります。
10年支払いを完走するより
途中で止めた方が
返戻率があがるという現象がおきます。
法人にとって10年はかなり長いため
5年で払い済みする前提の方が多く、
募集人も、
ほんとはコンプラ上、営業はアウトだが
払い済み前提で提案してますねw
メットは随時利率が変わるため
あがってくれればはありますが
なかなかあげるのはプライシング上は難しい
最低利率、3%利率でクロージングが無難ですね
あとは、為替ですね。
上下15-20%くらいのリスクは
しっかり理解させないといけないですが
保険営業パーソンは
そもそも運用のスペシャリストではないため
安易な円高円安プレゼンでは
客層がしれてくると思いますので
連動する米国10年債の知識くらいに
とどめとくのが事故防止になりそうですねw
養老保険50%損金⑦~円建定額・商品選び
養老保険50%損金
養老保険は
各社出していますが
私の周りでは
円建て定額養老の世界では
以下の商品がよく選ばれているようです
⚫ニッセイ養老保険
⚫明治安田養老保険
理由は、「配当」による高い返戻率ですね、
おおかたの養老保険は
10年満期だと
返戻率は90%あたりですが
この2社は「配当」がつくため
その分返戻率があがり
年齢性別により93-100%あたりになるため
選ばれる可能性が高くなりますね。
コミッションは10年満期だと
10-15%付近。
払い済みもでき、
10年満期ですが、
5年くらいで払い済みされることも
多いようです。
米ドル建てや変額のように
円建て成果が上下するタイプが
どうしても合わない方は
なんだかんだ日本には多く
また、
ニッセイや明治安田など
業界トップの会社が売っているため
安心感が強いのもありますね